熊本地震から2年の歳月が経つ、初夏の風が吹く熊本へ行って参りました。

熊本地震感謝状贈呈式には、震災の際に、支援・救護・救援活動などに尽力された団体・個人の皆様が、参列されていました。

改めて、熊本地震の被害の大きさと復興への険しい道のり、また、それを支える多くの方々の熱意や行動力を間近に感じることができ、様々な感情が湧き上がる貴重な時間でした。

この場をお借りし、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

私の友人は熊本で被災をしています。
彼女自身も持病をかかえています。
熊本地震の時、彼女は自分の安全よりも高齢のご両親を抱えているため、まずは、ご家族の命を守ることを最優先に考えていたそうです。

避難所には彼女の家族よりも被害が大きい方々が大勢いたために、彼女は車の中で眠れない夜を過ごしたこと。
まだ、フラッシュバックがあり、被害の様子を冷静に受け止めることができないことをぽつりぽつりと静かに話をしてくれました。
彼女が、どんな思いを抱えながらの月日を過ごしてきたかを想像すると胸が苦しくなりました。

2年前、大切な友人が被災したとき、私は何もできませんでした。
友人の安否をラインで確認し、寄付ができる団体をインターネットで探し、支援の寄付をすることしか行動ができませんでした。
残念ながら、知識もなく、ネットワークもないため、そのことが私のできる精一杯のことでした。

2年後、「熊本地震感謝贈呈式」に参加する機会に恵まれ、熊本を訪れてることができました。

式典に出席しながら、自問をしていました。

もし、今のわたしなら、何をしただろうか?
もし、今、わたしの住んでいるところで大規模な災害が起きたらどうするだろう?

もし、今、日本の何処かで災害が起きたらどのような行動を起こすだろうか?
ささやかな成長なのかもしれませんが、2年前の自分よりは現実的な選択をし、「想い」を行動へ移すことが出来るかもしれない。

それは、JDSAを通し、共助とは何かということに一瞬でも立ち止まって触れることがあったからだと実感しています。
共助とは共に支え合い・助け合うこと。しかしながら、その根底には共感共苦があるのかもしれません。
苦しみに寄り添う力・・・そこから生まれてくる共助力。 そんな人々の繋がりを感じました。

今回、JDSA公認災害救援活動者でもある宮守さん、ゆきさんが、式典にご一緒して頂きました。ありがとうございました。

JDSA広報 松谷桂子