災害救援活動者 松谷 桂子

去る1月13日、災害救援活動の基本課程(BST)が開催されました。
今回、私は、講座を見学させてもらいました。
JDSA 災害救援活動者認定講座の3課程の中でも、最も、災害発生時に特化したトレーニングを実践的に学ぶのが、災害救援活動の基本課程(BST)です。
すべてのトレーニングが災害発生時に自ら判断し、行動を起こし、大切な人や周りの人をサポートしていくためのトレーニングプログラムです。
わたしは、昨年4月に初受講をしました。
その後、再受講や見学をし、毎回、撃沈している講座でもあります。(笑)
災害発生時に、自分自身や家族の安全確保、防災についての基礎知識、防災グッツなどについてもしっかりとレクチャーされます。
その後、各種ロープワークや初期消火活動などの実践型トレーニングへ進んでいきます。
災害救援活動の基本課程の1つ1つのトレーニングは、
もしかすると、できそうな気がする、知っている、わかっている、習ったことがあると、思ってしまうこともあるかもしれません。
また、災害発生時の具体的なイメージがもてないために、ロープワークや担架での救援救護までは必要ない、自分には無理だからという理由で防災や共助について自分の生活と切り離してしまうこともあることでしょう。
わたし自身が、そんな考えや想いを抱えていた1人でした。
なので、気持ちがついていかないことも多々ありました。
JDSA災害救援活動者認定講座を再受講をしていくなかで、気づかされました。
災害救援活動の基本課程のトレーニングが、すべてのベースになり、自分で考え、周りに声をかけ、安全に行動を起こすためには必要な基礎知識と心構えになっていることを。
そのことが共助力向上につながっていくことも。
「共助」とは、家族や近隣住民などの身近な人たちがお互いに助け合うこと。
災害時には公助の助けがくるまでは共助が必要になります。
そのときに、優先順位を決め、冷静に判断し、誰かをサポートするためには、知識が必要になります。
それだけなく、
どんな支援やサポートが必要かを判断し、周りの人に声をかけ、お願いするときも
誰かをサポートするために行動を起こす人をサポートするときも
装備を準備し、用意するときも基礎的な知識が求められます。
ささやかなアクションかもしれませんが、大切な役割のようにわたしは思います。

災害発生時、刻々と変化する状況を想定をし、経験もスキルも、年齢や体力も違う受講生同士が協力し、課題解決へむけて取り組んでいきます。
正解もなく、マニュアルもありません。
自分ができること、できないことを知り、その中で、災害時、自らの判断で行動を起こすための実践型トレーニングです。
そのプロセスが、自発的な行動へとつながり、共助へと広がっていきます。

今回の受講者の方は赤十字のボランティアの活動を長く関わっている方と一緒でした。
講座の中で、「自分がわかっている、できると思っていても、やってみると戸惑うこともある。」
「また、誰かと一緒にやってもらおうと声をかけるときに、やり方をわかりやすく伝えることが難しい」というお話をされてました。

大切な人を守りたいという想いがはじめにあって、
その後に、言葉や行動があります。
あなたからはじまる行動がその先のたくさんの人につながっていきます。
そんなあなたを支えるたくさんの仲間がここにいます。

JDSA災害救援活動者認定講座は
要救助者のサポート課程(レスキューサポーター認定課程)2019年2月10日開催
要介助者のサポート課程(ハートフルサポーター認定課程)2019年3月10日開催
です。
皆さんのご参加をお待ちしています。