JDSA 災害救援活動 松谷桂子

初夏の爽やかな風を感じる季節となりました。
JDSA 災害救援活動者認定講座を葉山トレーニング会場で開催をし、一年が過ぎました。
わたしが、初めてJDSA災害救援活動者認定講座を受講したのが2018年4月。
3.11の教訓や被災地でのPTSDケアの為、有事の際の心構えや基本的知識を学んでおこうと思い、受講しました。
JDSA 災害救援活動者認定講座を受講中に、全国で大きな災害が相次いで起き、JDSA 理事長馬場をはじめ、JDSA 災害救援活動者認定講座の受講生も被災地へ駆けつけ、活動を行なっています。
災害発生時に、被災地へ赴き、災害救援活動をし、被災者の方々の継続的な支援も行なっています。同時に、被災地で活動をする災害ボランティアの方々へグローブやカイロをJDSA の理念に賛同してくれる方々の想いと一緒に届ける活動もしています。
わたしとっては、はじめのことばかりで目まぐるしく、戸惑うことばかりの1年でした。
実際に、JDSA 災害救援活動者認定講座を受講しただけでなく、そばでJDSA 災害救援活動の様子を見れたことは、とても貴重な体験になっています。
わたし自身も、2018年9月、北海道胆振東部地震で被災をしました。
あらためて、冷静な判断をする為にも基本的な知識が必要であり、身につくまでには、繰り返しのトレーニングが不可欠であることを痛感しています。
それだけではなく、防災や減災の知識は、自分だけがわかっているだけは充分ではなく、その都度、家族や友人とシェアをしたり、あの時の臨場感を常に持って生活をする事でしか、活かすことがでいないことも気づかされました。
ささやかな日々の積み重ねこそが、大切な人の命を守ることになるということにつながっていることも、今なら大きくうなづけます。

そんな折り、2019年4月に災害救援活動の基本課程を再受講しました。
災害救援活動に行く為の心構えやロープワーク、初期消火活動、担架、テント張りなど、災害発生時を想定し、その都度、臨機応変な対応を心がけて、実践トレーニングをしていきます。
実践トレーニングは、必ず、セットアップと胸に手をあてて、自分に言い聞かせることからはじまります。
今更ながら、この数秒がいかに重要であるかを認識しました。
状況を把握をし、冷静な判断をし、行動することが困難な時だからこそ、セットアップをする、常々、講座では繰り返し行っていきます。
しかしながら、いざ、その時になると身体が固まり、パニックになります。
そんな時に、落ち着いて、セットアップをして。まず、どんな状況かを把握しなさい。
これが災害発生時、JDSA 理事長馬場からすぐにラインで受け取ったメッセージです。
このメッセージで、冷静になり、火の元を確認をし、家族を一つの部屋にまとめ、今、やるべきことをやるという気持ちに切り替わりました
そんな災害時のやりとりを思い出しながら、トレーニングをしていると、
あの時は、こんなふうに行動できたら?
あの時、こんな備えをしていたら?
薬や包帯、うがいクスリも常備しておこう。
マジックやガムテープも入れておこう。
ビニール袋や体温計も、、、と反省をしながら、災害時の備えを確認する事ができました。
一年前のわたしは、災害は忘れたころにやってくると漠然と、思っていました。
また、どこかでなんとかなるかなという安易な気持ちがあったことは否めません。
実際は、、、全くなんともなりませんでした。
みんなが揃って家にいるときに災害がおきるとは限りません。
想いだけも、知識だけでも、技術だけでも、冷静で迅速な行動は起こせません。
想いがあり、知識に裏付けされた技術があって初めて災害発生時に、アクションが起こせるのだということをしみじみと実感しています。

JDSA 災害救援活動者認定講座は2019年スタートしています。
あなたからはじまる一歩が、共助の輪となり広がっていき、たくさんの人たちを守ることにつながっています。
そして、ここには、同じ志を持っている仲間が共に活動をしています。

JDSA 災害救援活動者認定講座は下記のスケジュールで開催します。

要救助者のサポート課程 2019年5月11日(土)
要介助者のサポート課程 2019年6月 8日(土)
災害救援活動の基本課程 2019年7月14日(日)

一緒に学びませんか?ご参加をお待ちしています。